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日々の暮らしの中で

”こういう撮影”がしたくて、友人の娘ちゃんとお友達にお願いして、撮影させてもらった「卒業記念撮影」

 

正装してもらうわけでもなく

いつも通っていたように、普段着で

校内の許可はとれそうになかったので、学校周辺、通学路で、

私の撮りたいように撮らせてもらった。

 

何気ない日常。

いつも見た風景。

それを大切に、撮影したいと思ったから。

 

島で出張撮影を始めて7年。

私の撮影するお客様は、相変わらず、ほととんどが”観光客”の方。

宮古島の美しい景色の中で、旅の思い出や特別な時間を撮影することが多い。

その中にも、大切な”家族の日々”があるし、ビーチ撮影は楽しくて、好きだ。

 

でも・・・

ずっと、ずっと、「もっと地元の方の撮影もしたいな~」と思って

地元割引きとかもしてみたりもしたけど、あまり効果はなかった(笑)

 

私は、島のスタジオに勤務していたこともある。

その中で感じたことは、「写真というのは、スタジオで撮るもの」で、「特別なもの」であるということ。

確かに、わざわざプロにお金を払ってまで撮ってもらうのだから、特別なものであるし、そういう撮影は大切。

 

スタジオ批判とかをしているわけではない。

スタジオで撮影するものと、出張で出向くものは分けているし、

スタジオで撮るかっちりとした写真は、なかなか自分では撮れないから、残しておくべきだと思う。

 

ただ、型にはまった撮影だけじゃなくて、もっと自由な撮影があってもいいかな・・・と。

 

6年間背負ってきたランドセルも最後

6年間通った学校

みんなで歩いた通学路

他愛もない会話の中にある笑顔

何気ない日常なんだけど、ついに卒業!という特別な撮影。

ただ、その場所が、映えるわけでもない いつもの場所・・・というだけ。

撮影に対する想いは、スタジオも、野外も変わらない。

こういう写真って、きっと、わざわざプロに頼んでまで、撮ってもらおう~なんて思わないかもしれない。

今じゃ、携帯でも気軽に撮れるから、親御さんが撮れるなら、それでいいと思う。

 

今回の撮影で伝えたかったことは、「消費される写真よりも、日々の大切さを感じられるものを・・・」ということ。

 

なんてことない写真だけど、インスタ映えはしないかもしれないけど、

10年後・・・

この子たちにとって、何か特別なものになってくれたらいいな~という想い。

 

うまれたとき、小さい頃は、

親御さんも、よく我が子の撮影をすると思うけど、

成長するにつれ、カメラを向けることが減ってくるはず。

それでも、子は成長しているし、

今、この時は、もう二度と戻ってこないから、

せめて、節目節目にでも、写真を残してあげるといいと思う。

 

そして、写真というのは、紙にしてこそだと思う。

携帯でも一眼でも、撮って、そのままパソコンに放り込むのは、写真ではなく、データだ。

たくさんあるデータのすべてを、紙におこすことは難しいかもしれないけど、

1枚でも、”写真”にして、飾っておく、アルバムにする
そこが一番大切だと思う。

 

余談だけど、”子供の活躍している姿”や”何かに取り組んでいる姿”、”家族写真”を自宅に飾っておくと、その子供の自己肯定感が育つらしい。

自分ってこうなんだ!って客観的に見れるし、こんなことが出来たんだ!という自信になる。

さらに、親に愛されていると実感するんじゃないかと思う。

それは、型にはまったキッチリした写真ではなく、日常の中にあるもので良い。

携帯で撮ったデータは、そのままにせず、1枚でも写真にするべきだと思う。

友達に見せる顔は、親の前とは違うものかもしれない。

親の知らない 子の姿や表情に気付くかもしれない。

だから、あえて、お友達といつもの感じで撮影をしたかった。

こうして、あたりまえにある日常こそが大切なんだと、

日々の暮らしを大切にしたいと、

そんなことを思いながら、ファインダーを覗いている。

 

ちょっと暑苦しくなりましたが(笑)

こういう写真の良さにも気づいていただけたらな ってとこです(^^)

 

中学、高校、成人式と・・・この子たちの成長を追えたらいいな~

撮影させてくれて、ありがとう!